レッドゾーンという旅路

最近、よく「させて頂きます」という言葉遣いを耳にする。はっきり言って耳障りだ。
「ドラマに出演させて頂きます」
「新曲をリリースさせて頂きます」
「メールを送信させて頂きます」

勝手にしろ！と言いたくなる。この下からの物言いは、風俗界隈にもこの風潮は漂っている。

敢えて、地雷だと匂わせるような店名やバナー広告の謳い文句を掲げる店が増えたよう思える。

正直、その心意気、むしろ「好きだ！」

大好きである。

挑戦や冒険はいつだって浪漫があり、破茶滅茶な方がいい。

そこで、今回は『レッドゾーン 優良店』なる新規店で遊ぶことに。

お相手は、五十路のルミ子さん。この齢で風俗未経験だというのだから、彼女もまた同じ挑戦者である。

むしろ、客を選べず、ドアの向こうにどんな男が立っているのか、いつだってドキドキ、はらはらしているに違いないのだから、同じ立場に立ち尊敬すべきだと、緊張した表情で入ってきた彼女を見ながら思った。

さぁ、同志よ、服を脱ぎたまえ。

恥じらいながらも、脱ぎっぷりは立派だった。長身でスタイルもいい。熟れに熟れた身体は熟女好きには堪らないスメルを放っていた。

人生という旅の途中、五十という峠を越えて五十路から、夜の街を踏みしめた初々しさと、これまで経てきた様々な経験からくるであろう精神的なある種の余裕が、ひとつひとつの所作に感じらた。

とにかく丁寧だ。

どこが感じる？
ここはどう？
どうしてほしい？
痛くない？

終始、気遣いとおもてなし。

まさに、日本が世界に誇る文化。お薦めです！

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