攻略・マッチングアプリ 6/18 23:01 UP
『結婚相手との出逢いのきっかけ』に、マッチングアプリが台頭してきて久しいですが、独身のみなさま、マッチングアプリやっていらっしゃいますか?
マッチングアプリを利用している男女は、30代では35%、40代では32%と、かなりポピュラーなものになりつつあるようです。私が二十歳そこそこの頃は、ネットでの出会い=あやしい出会い系、といった感じで、仮にそれがきっかけで結婚したとしても、結婚式の場で「おふたりは、あの有名出会い系サイト・スタービーチで出逢われ──」なんて紹介は、全国どこを探しても恐らくなかったと思います。
今では「新郎新婦はアプリで運命的な出会いを果たし〜」という紹介の仕方も、少しずつ多くなってきたそうです。
お会いする紳士さまのなかにも、現在進行形でマッチングアプリをしている方が増えたなあ、と、近頃実感しています。
私自身、ネットでの出会い肯定派で、自分も若い頃にネット経由(ネットゲーム)でお付き合いをしたことがあるので、マッチングアプリいいじゃん、いいじゃん、と思うのですが……これ、自分でやってみると、ものすごく難しいですね……。
紳士さまが口々に「マッチングアプリはダメだ……。会う約束をするまでメッセージのやり取りが続かないし、会えたとしてもうまくいかない……」とおっしゃっていた気持ち、よ〜く分かります。
私も、うまくいきませんでした。
というのも、以前、仲の良い友人がマッチングアプリ経由で結婚をした際、「ほのもちょっとだけやってみなよ〜。意外と楽しいよ!」と勧められ、楽しいの? それなら……なんて軽い気持ちで、ちょっと真面目なマッチングアプリに登録してみたのですが……アプリを開くと、次から次へとカタログのように表示される、男性のお写真、身長、職業、年収、親との同居の可否、子どもが欲しいか否か、などなど。
そ、そんな急に、電化製品みたいにカタログスペックだけ見せられても、実機を確認してみないことにはわからないよぉ、ふぇぇ……という気持ちでした。その間にも、絶え間なく鳴り続ける通知。届く、定型文の「はじめまして!」メッセージ。
一目惚れなど人生で一度もしたことのない私は、どなたのお写真を見てもビビビとくることはなく、かと言って、箇条書きで記された職業や年収を見たところでビビビとくるどころか、「この方は、どんなひとなのかな?」と、興味を持てることもなく……。結果、個人的に興味のある分野のご職業に就いていらっしゃる方と、お仕事のお話だけして(それはそれで、とっても楽しかったです)、どなたとお会いすることもなく、一週間ほどで短いマッチングアプリ生活を終えました。
私には……向いていなかった……。
当たり前ですが、初対面、しかもネットを経由していますから、大抵のひとは自分をよく見せようとプロフィールを書いて、メッセージを送りますし、むしろ、それは正しいTPOではあると思うのですが……相手の素に近い部分を知るきっかけが、顔写真、身長、職業、年収、その他結婚する際の条件くらいだと、なかなかそのひと自身に興味を持つことって難しい……気がしました。(あくまで私は、ですが)
「そんなこと言っても、年収2000万円のひとからメッセージがきたら、ほのちゃんも喜んでついていくんでしょ?」とは、マッチングアプリ談義で盛り上がった紳士さまからのお言葉ですが、ちっちっちっ。わかってないなあ……。年収よりも、世の中にはもっと、もっと! なによりも大事なことがあるじゃないですか!
年収2000万円よりも、ク○ニをするときに舌の力を抜いて舐められるほうが、ずっとモテます。
(たぶん)
マッチングアプリで、
『僕は、ク○ニのときも、乳首をせめるときも、舌の力を抜いて舐められます!』
と、プロフィールに書いている方がいらっしゃったら、もしかしたら、私のマッチングアプリ生活も長いものになったかもしれません。
菅原ほの