黄櫨染?? 6/26 01:31 UP
真夜中にしては
少しかためなお話。
昔からお世話になってる方に聞いて
初めてさつきが知った色。
絶妙で神々しいお色味だなと
思いました。
黄櫨染【こうろぜん】
〜天皇陛下しか身につけてはいけない絶対禁色〜
染色法も一般には知られなかったことから「幻の染」とも呼ばれていました。
は、
平安初期の嵯峨(さが)天皇
(786~842年)以来、
天皇だけがお召しになれる第一礼装の御袍(ごほう)の色と定められたそう。1200年間守り続けられている染めで、
普段はお目にかかることが出来ません。
※『令和』を迎えた年【天皇陛下の退位の儀式】にてご覧になった方も多いかも。
何故このお色味が禁色となったのか??
その秘密には、古代中国の
陰陽五行思想が深く関わっています。
五行説では、
季節の循環を木火土金水に当てはめていて、 春⇨木夏⇨火秋⇨金冬⇨水
土は常に中心にあり季節の変わり目を
表している。
隋の時代に書かれた書物「五行大義」でも、
「土は中に居り、以って四季を主(つかさど)り、四時を成す」という言葉が見られ、土は全ての中心であり、春夏秋冬の季節を回す主人である事が説明されています。 また五行ではそれぞれに色も当てはめられており、例えば「木」は季節は春であり、色は青。 ※ちなみに「青春」という言葉はここから由来
土は中央を意味し、
万物の中心にあり最も位が高いと考えられ、同様に黄色も最も尊い色とされてる。 6世紀の隋や7世紀〜9世紀の唐の時代には黄色に染められた『黄袍』が皇帝専用の服となり、黄色が皇帝専用の色でした。
この頃の中国の王様は黄帝と呼ばれ、「黄色」を身につけています。
日本はこの時代に遣隋使や遣唐使によって中国の文化を学び取り入れていく中で、
陰陽五行思想、そして五行の色彩の位置付けも取り入られました。
こうした背景から日本でも、
"黄色が尊いという文化"
を取り入れ
天皇の儀式の際の束帯装束に、
茶色がかった黄色の
『黄櫨染御袍』を
"天皇陛下しか
身につける事のできないお色"として
定められたのです。 この色には、真昼の太陽の色を表しているとも言われています。
ちなみに皇太子様は赤みのある黄色の
『黄丹袍』を用いていますが、
この色には"昇る朝日の意味"があり、
やがて天皇となり皆を照らす存在になるようにとの願いがこめられてるようです。
※とある方の記事から一部抜粋、
要約させていただいたものです。
様々な物事には
意味がある。
そんなささいな発見の繰り返しで
人は日々成長していけるものと思っています。
少しかためなお話。
昔からお世話になってる方に聞いて
初めてさつきが知った色。
絶妙で神々しいお色味だなと
思いました。
黄櫨染【こうろぜん】
〜天皇陛下しか身につけてはいけない絶対禁色〜
染色法も一般には知られなかったことから「幻の染」とも呼ばれていました。
は、
平安初期の嵯峨(さが)天皇
(786~842年)以来、
天皇だけがお召しになれる第一礼装の御袍(ごほう)の色と定められたそう。1200年間守り続けられている染めで、
普段はお目にかかることが出来ません。
※『令和』を迎えた年【天皇陛下の退位の儀式】にてご覧になった方も多いかも。
何故このお色味が禁色となったのか??
その秘密には、古代中国の
陰陽五行思想が深く関わっています。
五行説では、
季節の循環を木火土金水に当てはめていて、 春⇨木夏⇨火秋⇨金冬⇨水
土は常に中心にあり季節の変わり目を
表している。
隋の時代に書かれた書物「五行大義」でも、
「土は中に居り、以って四季を主(つかさど)り、四時を成す」という言葉が見られ、土は全ての中心であり、春夏秋冬の季節を回す主人である事が説明されています。 また五行ではそれぞれに色も当てはめられており、例えば「木」は季節は春であり、色は青。 ※ちなみに「青春」という言葉はここから由来
土は中央を意味し、
万物の中心にあり最も位が高いと考えられ、同様に黄色も最も尊い色とされてる。 6世紀の隋や7世紀〜9世紀の唐の時代には黄色に染められた『黄袍』が皇帝専用の服となり、黄色が皇帝専用の色でした。
この頃の中国の王様は黄帝と呼ばれ、「黄色」を身につけています。
日本はこの時代に遣隋使や遣唐使によって中国の文化を学び取り入れていく中で、
陰陽五行思想、そして五行の色彩の位置付けも取り入られました。
こうした背景から日本でも、
"黄色が尊いという文化"
を取り入れ
天皇の儀式の際の束帯装束に、
茶色がかった黄色の
『黄櫨染御袍』を
"天皇陛下しか
身につける事のできないお色"として
定められたのです。 この色には、真昼の太陽の色を表しているとも言われています。
ちなみに皇太子様は赤みのある黄色の
『黄丹袍』を用いていますが、
この色には"昇る朝日の意味"があり、
やがて天皇となり皆を照らす存在になるようにとの願いがこめられてるようです。
※とある方の記事から一部抜粋、
要約させていただいたものです。
様々な物事には
意味がある。
そんなささいな発見の繰り返しで
人は日々成長していけるものと思っています。