広島平和記念日 8/6 11:20 UP
8時15分・・・黙祷
79年前今日は朝から良い天気で
通勤、通学で沢山の人々が忙しなく
日常を送っていました。
楽しくお喋りしながら歩く女学生
子供を背中におんぶして、もう1人の
子供の手をひいてあるお母さん
友達とふざけながら学校に向かう男の子達
商いの支度をしながらお客さんと話す店主
戦時中でも、そこにはささやかな幸せと
笑顔があり、平穏な日常がありました。
この数分後に地獄が待っているなんて
誰が思ったでしょうか
午前8時15分
米軍B29が原子爆弾を投下し、
強い光と共に全てが破壊され
街は一変し地獄絵図化した。
あれから79年が経ちましたが、心は癒えず、未だ放射能に苦しむ方が後をたちません。
そして被害に見舞われた方々が未だに差別を受け、孫達が差別を受けない様に被害にあった事をひたかくしし、ひっそりと慎ましく生きなくてはいけない悲しい現実があります。
同じ日本人なのに、被害にあった人々が
何故差別を受けなければならないのでしょうか?
身体を傷つけられ、全てを奪われ、
精神も壊され苦しい思いをしながら
必死に耐え生きる事が罪なのでしょうか?
私には全く理解出来ません。
79年が経ち、この令和に生きる世代は、
殆どの人々が戦争の事実を知らず、平穏な日々を過ごしています。
平穏に生きる事がどれだけ幸せな事なのか
改めて感謝をしなければならないと私は思います。
今、世界では武力による争いが続き、
核には核で対抗しようとする抑止論も止みません。
たった1発の爆弾が全てを破壊した事は、
世界中誰もが知っているはずにも関わらず
同じ過ちを犯そうと考える国もある事に憤りを感じます。
傷つけ、破壊するだけの戦争に何の意味があるのでしょうか。
武力ではなく、頭と口を使って解決する事が何故出来ないのでしょうか?
1日でも早く、世界中から戦争がなくなる事を願い、広島で犠牲になられた方々に深く追悼の意を表し、冥福をお祈り致します。
どうか安らかに・・・