【心にゆとりを持つために忘れたくない3つのこと】 12/15 01:06 UP
1.まぁ、お茶でも飲みましょう
ある熱心な修行者が、禅の師匠のもとを訪ねました。修行者は席につくなり「悟りとは何ですか?修行はどうあるべきですか?」と矢継ぎ早に質問。そんな修行者に師匠は、「まあ、お茶でも飲みなさい」と勧めたそうです。
私たちはつい「早く結果を出したい」「早く成功したい」と焦ってしまいがち。そして焦れば焦るほど空回りして、余計に焦燥感に駆られたりします。
気持ちにゆとりを持ってこそ心の平安を得られ、自分がいま本当にするべきことが見えてくるのではないでしょうか?まあ、お茶でも飲みましょう。
2.努力が報われるためには…
努力することは大切ですが、「なにがなんでも」となってしまったら、それは「執着」です。「成功するためなら、寝なくたって構わない」「私が幸せなら、他人を不幸にしてもいい」といった、ひとりよがりの発想になってしまうことも…。実際にそんなことをしてしまったら、結局苦しむのは自分自身です。体を悪くしたり、優しい人が周りからいなくなったり…。
努力が報われるためには、気持ちにゆとりを持つことが大切。くつろいだり、ほっとできる時間を持ちましょう。そうすれば執着から解放されて、正しい努力が実を結ぶようになるでしょう。
3.お金が悪い主人にならないように
お金は良い使い方をすれば、生活を便利にして、充実した人生の手助けをしてくれます。ただ「もっとお金がほしい。お金さえあれば…」といった思いに駆られてしまうと、お金に振り回され、こき使われて、悩まされるでしょう。これではお金という「悪い主人」に仕えるようなもの。
お金を「良いパートナー」にして上手に付き合うためには、気持ちにゆとりを持つことが大切です。金銭的なゆとりがいくらあっても「まだ足りない。もっともっと」と金の亡者のようになってしまう人はいます。お金が悪い主人にならないように持つべきは、お金に対する精神的なゆとりなのです。