お見送り 11/8 17:46 UP
※悲しいお話なので、読みたくない人はスルーしてねー(しかも長いw)
10/28の昼前に秋田に住む98歳の祖母が亡くなり、10/29の夜に車で東京を出て、妹と一緒に秋田に向かうことになりました
ちなみに、秋田の実家の方では、通夜→火葬→告別式&納骨の順番でお葬式をやるんですけど(北東北とか北海道とか、その他雪国の一部とか、沖縄とかでも先に火葬を済ます地域あるみたいですね。うちの実家の方では納骨も告別式したその日だし)、10/29通夜、10/30火葬、10/31告別式&納骨と、相当スピーディーに日程が決まりました
妹の仕事の関係で東京出られるのが、早くて10/29の22時頃
10/30の火葬(14時〜)に間に合わせるには交通手段は車しかない!
厳密に言うと、10/30の一番早い新幹線なら、時間的にはギリギリ火葬に間に合うかも?だったけど、妹の飼ってる犬4匹を連れて行かなきゃいけなかったので、犬連れてそのまま火葬場行くわけにもいかないし、秋田着いてからの交通手段が、葬式のことでバタバタしてる実家の家族に頼るわけにもいかないし、東京から車で行くのが一番現実的かなという話になり、ひっさびさの秋田まで車!笑
昔は多分5回くらいは秋田に車で帰ったことあるんだけど、体力的に厳しいし、近年は飛行機か新幹線で帰省してたから、ドキドキの出発!
(ちなみに妹ペーパードライバーなので、ドライバーは私1人ですw)
22時過ぎに東京を出て、秋田の実家に着いたのが朝9:30過ぎ(約700キロの旅〜)
ほぼほぼ半日かかりましたねー
しかもその日東京出る時からすっごい雨だったんだよね!
深夜の東北道暗いし、雨だし、視界が悪すぎてめちゃめちゃ怖かった!笑
途中サービスエリアの屋根があるエリアで少し犬たちを外に出しておしっこさせたり、自分たちもトイレ&飲み物休憩などしたけど、体力的に仮眠せずに済んで着いたのがその時間だったから、やっぱり秋田って遠いなw(うちの実家は青森との県境)
あと、東北道が夜中工事してて、途中高速降ろされて、しばらく一般道走らされた区間とかもあったし、結構なタイムロス!!
犬を留守中入れておく、大きいサークルみたいなやつを組み立てて、中に入れて、ご飯食べさせて、、、
自分たちもお昼軽く食べて喪服に着替え、13時前には葬儀場の人が霊柩車でお迎えに来ました
今の霊柩車って全然霊柩車っぽくないんだね笑
リムジンみたいだった笑
5〜6年前に祖父が亡くなった時の霊柩車は、霊柩車ってパッと見たらわかるみたいな感じだった気がするけど、変わったんだね!
調べたら今はリムジンみたいな洋型霊柩車が主流なんだね!
今は葬式も家族葬でこじんまりやることが多いし、実際うちも近所とかには全然知らせずやったから、宮型霊柩車が入ってくるより、洋型霊柩車のほうがさりげなく出棺できるからいいかもね
おばあちゃんに最後のお別れ
ここで棺の蓋を完全に閉じてしまうので、まだ火葬の直前まで窓越しで顔を見ることはできるけど、触れることなどはこの後できないので、昔美人姉妹で評判だった自慢のおばあちゃんの髪の毛と顔に触れ、込み上げてくるものを抑えられず泣きながらお別れしました
98歳で大往生だったし、悔いのない最後だったけど、やはり人が亡くなるのは悲しくて辛いよね
帰省したら居間のソファに座って笑顔で迎えてくれたおばあちゃんはもういないんだと思ったら、考えただけで泣けてくる
(現実を受け止めるにはまだまだ時間がかかりそうだ)
火葬場に着いて、本当に最後のお別れ
おばあちゃんの妹(96歳)も来ていて(長生き姉妹だよね笑)、泣き崩れながら話しかけてる姿見て、こちらも堪えきれずもらい泣き
実は今回亡くなったおばあちゃんは、私の母親の育ての親(養母)で、おばあちゃんの妹が私の母の生みの親なんです(複雑笑)
亡くなったおばあちゃんの家には息子が1人いたんだけど、20歳で喘息で亡くなってしまって、うちの母親が、その家に中学生の時に養女に行ったんです
(母には弟がいるので、弟が元々の家を継いで、母が今回亡くなったおばあちゃんの家の名前を継いだ感じ)
でも、生みの親と育ての親は姉妹なので、養女に行ったからといって関係が終わるわけではもちろんなく、ずっと仲良くしていたし、生みの親のほうは北海道に住んでいたんだけど、老後、秋田のおばあちゃんの家のすぐ近くに家を建てて、生みの親のほうの祖父が亡くなるまでそこに住んでいました
(生みの親の)祖父が亡くなってから、おばあちゃんの妹は息子が住む北海道に戻り今は息子夫婦と一緒に暮らしています
(関係性理解できました?笑)
だから、私たちにとっては、おじいちゃん、おばあちゃんが3人ずついる、みたいな感覚なんですよね(父方の祖父母が1組と、母方の祖父母が2組笑)
今回亡くなったおばあちゃんも、おばあちゃんの妹も、どちらも私たちにとっては祖母で
おばあちゃんの妹は5年くらい前から認知症なんですけど、まだ、正常な時と全然わからなくなる時と、波があって、今回最初に再会した時は、私たち孫とかうちの母親のことも認識してない感じで、「あ、すみません」とか、他人行儀に言われたし笑、でも、途中パッと正常に戻って話しかけてきたり
葬式など全て終わった後、私たちのほうが先に(東京)帰るから最後に挨拶したら、その時は覚醒したようにしっかりしてて笑、
「この数日間孫たちと過ごせてほんとに幸せだった!今度絶対北海道に遊びにきてね!」
って泣きながら言われて、こちらももらい泣きするに決まってるじゃないかー!笑
抱き合いながら泣きました笑笑
今後認知症が進んだら、私たちのこと完全に忘れ去られるかもしれないから、まだわかってる時に会えてよかったな!
お葬式自体はほんとに近い親族だけの家族葬でしたが、金額自体はまあまあかけててw
(おばあちゃんは熱心な檀家だったので、自分がしんだらこうして欲しいと明確な希望があったし、そのお金自分で用意していたし)
素敵なお葬式でした!
私は自分がしんだら海に撒いて欲しいな!笑
形は残らなくていい!
うちの田舎は忌明けを四十九日ではなく、三十五日でやることが多いので、12月初旬、また秋田に行く予定です
(その時は妹は行かないので、犬連れて行かなくていいから飛行機で帰りますw)
おばあちゃんのいなくなったこの世界は、やっぱりすごく寂しい、、、