結局本心ってひとつじゃないよねって話 11/19 00:31 UP

エンドロールに
窪田正孝って出てきて

え！？！？
おらんかったで！？！？


って思ったから
見に行く機会があったら探してみて‪ꉂw‪
凄いところで贅沢に使われてて
さおちゃんはまじで気付かなかった‪ꉂw‪





ということで
映画[本心]観てきました！
レビューしていくよ


️ネタバレ多少あるから️
️これから見に行くよー！って人は️
️ブラウザバック推奨️
️読む人はめっちゃ長いから心して読んで️
️映画版ビブリオバトルしたい人は️
️ぜひ読んでね♡♡️
️ビブリオバトルとは️
️これ読んで観たいと思ったら負けです️







さおちゃん兼ねてから
こういう
｢見る側にエンド丸投げ系｣
且つ
｢ちょっと嫌な気持ちになる映画｣
がとても好きで


有名どころで言うと
「万引き家族」とか「怪物」とか
みたいな

ハッピーエンドでした！！！
( ᐛ)( ᐛ)ﾁｬﾝﾁｬﾝ
から遠くかけ離れた

ずーーーーーんと
重たく
しっかりとした問題提起をしてくれる
映画が好きなんだよね



好きな結末を自分で考えられる
ってのも好きな理由の一つなんだけど

それ以上に
この人達の人生は
これで終わりじゃないんだ


って
人間臭さ増し増しで考えさせてくれる

そんなところが好き

このエンド不十分終止系
めちゃくちゃ好き嫌い分かれるよねー‪ꉂw‪

さおちゃんは前述の通り
そういうのがとても好きなのです





今回の[本心]
まさにそんな映画でした









その人の人生上手くいっても
上手くいかなくても
この物語の中で得られたもので
変わることもあるだろうし

かといって
あの性格だから
変わらないんだろうな
って思えるところもあるし


私の知らないところで
この人達の世界が進んでそう感が

ほんとに良い終わり方だった！










舞台は
近代SF



だから
数十年後の日本でも有り得そうな
未来を描いていたのだけれども


美術が本当によくできてたね！！


社会に出れば
オフィスビルやデパートで
最新の技術を見ることはできるけど



格差社会によって生まれる
最新機種への違和感だったり

貧困と最先端技術が
混在した滑稽さを
美術がほんとに上手に再現されてた！


特に
やるなあ！！！
って思わせてくれるのが


窓の外が映像技術で
美しい「映像」になっているのにも関わらず
そこが病院だから
わざと網入りガラスにしてあった所とか
（くそニッチ‪ꉂw‪）



あと美術で感動させてくれたのが

家の中の情景や
主人公たちが通された場所が
主人公達が置かれてる立場や感情を
上手く表現して居たところ



例えば
母と二人暮しで
母が亡くなってしまった後も
主人公の家に
主人公の“持ち物”がある描写が
さり気なく
何にもないところとか

ああー
マザコンぽそうやしなー
母が亡くなって数年やしなー
自分の意思で動いてなさそうやしなー
あの過去があっての主人公やしなー

わああああ
こりゃーやってんな（伝われ๛ก(ｰ̀ωｰ́ก)）
ってなった‪ꉂw‪






この映画
近代SFなので
違和感とか
いや！そーはならんやろ！！
みたいな感情を捨てて

「そういう世界だ」
「これはSF」

って思ってみた方が
面白いよ

それが作り物、映像物の
いい所だしね


矛盾点をつき始めると
多分すごくつまらなくなるwww


作り話だから面白いんだ
って
思って観ると
[本心]世界に没入できます




正直ね映画全体を通して
やりたいこと多すぎて
風呂敷広げすぎて
最後頑張ってお片付けしてる感が
否めなかったんだけど




そういうちょっとネガティブなところ
目を瞑らなくても
良い映画でした



美術だとかSFだとか
そんなニッチな話ばっかりしちゃったけど



この映画の本質は
[本心]に対してどう向き合うか
だと思うの


例えばさ
「なにたべたい？」
って聞かれた時に
「なんでもいい」

って言うのは本心じゃん？

でも
「じゃあ焼肉にしよ」
っていわれて
「いや焼肉はなんか違うわ」

ってなる
これも本心だよね



みたいな感じで

人間って
本心がいっぱいあって
全てを伝えるのが
必ずしも正義じゃないし

本心をひけらかす事が幸せの近道！！！

だなんてこともない


話聞く側だって
誰でも
知りたいことと
知りたくないことがあって


知りたかったことを知ったとしても
幸せになるとは限らないのよね



事実はひとつだけど
真実は複数あるみたいな


そんな人間関係だからこそ難しいし
でも人間関係が愛おしいから
嘘をついたり
素直に伝えたり
黙っていたり
本心を恐る恐る小出しにすることで
その人との関係を
大切にして行っているのだと思うの



私は
何を伝えて何を伝えないか
それだけでは推し量れない
空気感や語気の強さをもって
好きな人たちを
どうやって大事にできるのだろうか

そんなことを考えさせてくれた
素晴らしい映画でした




世論は世界観に没入できなくて
割と辛口評価なんだよね‪ꉂw‪

しかしさおちゃんは
☆4.2です！！


人の思うところの[本心]ではなく
人付き合いとしての[本質]に向き合いたいな

そう思わせてくれる
映画でした





長々と読んでくれてありがとう

映画版ビブリオバトル
（観たいと思ったら負け）
負けた人教えてね(๑´ლ`๑)ﾌﾌ♡

そして私にも
ビブリオバトル
仕掛けてきてね٩(ˊᗜˋ*)و”





それでは
おやすみなさい
_(　 _ *`ω､)_ *ﾟｽﾔｧ...








早乙女みれい