高尾せなのTune of the Day?vol.80 11/29 00:16 UP
今日は浜崎あゆみ「JEWEL」♡
21歳の頃、、
私は26歳の彼氏と遠距離恋愛中で、アメリカやドイツ、韓国から彼が帰国した少しの数日間を、東京か熊本で一緒に過ごしていました♡♡
目の前に夜の有明海(福岡・佐賀・長崎・熊本4県に囲まれた海)が広がっていて、、
私はベンチに座って夜空の星を見つめていて、彼は私の太腿に頭を預けて寝転んで、そんな私を静かに見つめていました、、♡♡
私が未だ結婚はしたくないと言って喧嘩になってから、彼はどんどん口数が少なくなっていました♡
灰色の四角い空の下を今日も
あらゆる欲望が埋め尽くす
その中で光を見失わず前を
向いて歩けるのはいつも君が
この街の片隅にも汚れのないものが
残っていること教えてくれるから
高尾せな「あのね、小学三年生の時に好きだったK君ってね、クラスの殆どの女子がK君のこと好きだったの。
私は毎日、K君はこんな人なんだって、人気者だけど実はお母さんが看護師で夜いなくて寂しいとか、色んなこと知ってたのに、
他の女子たちからすれば、私のそれは恋じゃないんだって。
他の女子たちにとっての恋は、K君といかに仲良くなるか、一緒に遊べるか、そういう、、、」
沈黙に耐え切れず一人で喋っていたら、上体を起こした彼が私の背中を抱き締めながらキスをして来ました♡♡
その途端、私の目から涙が零れました♡
彼氏「、、その話は、前に駄目って言ったよ」
高尾せな「、、うんっ、言われた、、、」
彼の首に両腕を回して、涙を堪えました♡
私の髪と、彼の髪が、夜風に揺れて時折、視界を遮ってしまう、、
夜が明けるまで、波や空の色が変わり始める瞬間まで、ずっと抱き締め合っていたいと願いました♡♡
寒空の下、、
部屋の窓を開けて、22歳の私は国際電話をしていました♡
彼氏「、、せなちん」
高尾せな「何、、?」
彼氏「、、、」
東京の人が私の名前を呼ぶのとは違う、熊本弁独特のイントネーションのその一言を、私は深く記憶に刻みました♡
高尾せな「、、こうして繋がってると、
まるで〇〇(彼氏)が隣の部屋にいるみたい、、」
私の心の中に、雪の降る有明海が黒色のまま浮かびました♡♡
きっと、冬のあの海を一緒に見る日は訪れない気がして、そろそろ、こんな電話も終わりにする方が良いと思いました、、♡
あなたと見た同じ景色を忘れない♡
どうか、彼に幸せが訪れますように、、♡♡
⑅⃛⑅⃛⑅⃛ℒℴѵℯ⑅⃛⑅⃛⑅⃛♡