読み終わった本#20 12/19 12:16 UP
「君が手にするはずだった黄金について」
小川哲
6つの
お話の
短編集だよ♪( ・ᴗ・ )
私は
いちばん
最初の
「プロローグ」という
お話が
気に入ったなぁ♪ヽ(o・ω・o)ノ
「たしかにそうかもしれない」
「出た。『かもしれない』」
「あ」
「断言恐怖症だね」
「先生、どうやったら治りますか?」
「十分な睡眠と、規則正しい生活、最低限の運動、バランスの取れた食事――では治らないですね」
「じゃあ、どうすればいいんですか?治療する方法はないんですか?」
「あなたは、どうして自分が断言恐怖症にかかってしまったと思いますか?」
「季節の変わり目に、お腹を出したまま寝てしまったからですか?」
「違います。真実を話そうとしすぎなのです」