SOMPO美術館 フィロスコレクション ロートレック展 時をつかむ線 9/21 15:35 UP
ベル・エポック期の有名画家の1人、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
今回はフィロス夫妻のコレクションによる展覧会で、日本初だそうです♪
素描がたくさんありました
ロートレックはポスターが有名ですが、多数刷れるポスターと違って素描は1点物
サイズは小さいけど、ペンの勢いがすごいですよ!
ロートレックが好んで描いた芸人たちの絵もたくさん
アリスティド・ブリュアンのポスターは店名などの文字情報を載せる前にロートレック自身が印刷した数少ない貴重な刷りで、状態もとてもよく希少価値が高いもの
ジャヌ・アヴリル
イヴェット・ギルベール、
ほかの芸人さんもたくさん
イヴェット・ギルベール、
ほかの芸人さんもたくさん
当時のパリに行ってみたい!もう21世紀だし、タイムマシンまだですかねー
そしてロートレックはなぜか女性を美人に描きません
ジャヌ・アヴリルもイヴェット・ギルベールも写真で見るときれいな人なのに、絵だと…
個性を際立たせるためかあえて本人が気にしている特徴を強調して描き、イヴェット・ギルベールに怒られたなんてエピソードがあります
おかげで100年以上たった今でもインパクト大なわけですが、まあ女性としては嬉しくはないですよね
そんな人ならさぞかし気難し屋かと思えば、友達が多くパーティーを主催して自分で料理をふるまう陽キャだったとか
親しい人だけを招いた展覧会の招待状はすごくかわいい♪
由緒ある貴族の家に生まれながら子供のころの落馬事故が元で背が伸びず、苦労もあったでしょうが自床奔放に世紀末のパリを生きたロートレック
お酒で寿命を縮めてしまいましたが、本人はやりたいようにやった!と案外満足な一生かも?
23日までなので、見たい方はお早めに♪