東京芸術大学美術館 黄土水とその時代 10/13 15:15 UP
仕様が変わって写真が1枚しかupできなくなり、かなり見づらくてすみません
以前上野に行った時にポスターを見かけて気になっていたので、芸大美術館へ行ってきましたよ
台湾初の裸体彫像にして国宝「甘露水」が初上陸です!
黄土水さんは日本統治時代の台湾出身の彫刻家、台湾出身者初の東京美術学校留学生で台湾近代美術の先駆者として活躍しましたが、35才の若さで早世
今回は同時代の日本のアーティストの作品も展示されています
高村光雲・光太郎親子の作品が見られて満足♪光雲の狸の木彫がカワイイ
水谷鉄也さんの海老も丸っこくてすごくかわいいです
実物は赤く塗られていてもっと海老海老しています
そして次のコーナーにいよいよ甘露水が!貝殻から生まれ出たような姿が神々しい…
東洋人の体型なところが、神々しい中にも親しみを感じます
評判になった甘露水でしたが、戦後の混乱の中、日本で教育を受けた作家の作品として長い事打ち捨てられます️
心ある方が長年ひそかに保存、2021年ついに政府に寄贈されて日の目を見たのです
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今は台湾の北師美術館に展示されています
芸大美術館のオシャレなライティングの甘露水も美しいですが、北師美術館で緑をバックに自然光を浴びた甘露水もぜひ見てみたい!
ガチョウの木彫も素敵でした
木目を羽毛に見立ててあり、木なのにふわふわ感があります
他の作品も素晴らしかったです
小規模ですがその分一点一点をじっくり見られますよ♪一般900円とお財布にも優しいです
秋の上野公園をお散歩がてらいかがですか?10/20までですよー