アーティゾン美術館「ジャム・セッション石橋財団コレクション✕毛利悠子―ピュシスについて」「ひとを描く」 12/21 15:15 UP
アーティゾン美術館の「ひとを描く」展に行ってきました♪
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション✕毛利悠子―ピュシスについて」も同時開催で同じちけあで見られるのでこちらも見てきました
6Fの「ジャム・セッション」のほうは現代芸術で、波の音が流れる会場を間接照明で照らし、幻想的かつオシャレな雰囲気
5Fが「ひとを描く」展の会場になっています
まずは古代ギリシャの陶器がズラッと30点!最初に陶器が来るとは意外でした
古代ギリシャ人はお酒が好きだったのか、酒器がたくさん残っているそうです
アッティカ黒像式頸部アンフォラ「ヘラクレスとケルベロス図」や
カンパニア赤像式ヒュドリア「ディオスクローイ図」
などなど、精巧で見事
やっぱり古代の馬は小柄なんだなー、と妙なところを見てました 笑
古代ローマの模写作品をへて、いよいよいわゆる肖像画のコーナー
肖像画というと王侯貴族がメインなイメージですが、19世紀以降のモデルを使った絵や自画像が中心です
有名どころも知らなかった作品も、ずらり!
ピカソの「画家とモデル」はいかにもピカソな感じ(左端)、パステルな色彩でなんだか楽しげ
一方の「腕を組んで座るサルタンバンク」は端正なイケメン
農夫にしてはずいぶんシュッとしてシャレてるモディリアーニの「若い農夫」
南仏で実際に出会った農夫がモデルだそうですが、さすがフランス人、みんなオシャレなんだなあ
そしてやっぱりカワイイ!のがルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
髪色と合わせたドレスに青いサッシュと靴下、赤珊瑚のネックレスがアクセントになって、本当にかわいくてオシャレ
シャルパンティエ嬢といい、今回は出ていないですがベラスケスに描かれたマルガリータ王女といい、巨匠に1番かわいい時期を描いてもらえた昔のお嬢様が羨ましいです 笑
時代ごとのファッションの移り変わりも見られて楽しいですよ♪
来年2/9までの開催です